第96話 「ロボットヒューチャーの巻」 |
1964/11/28 |
未来を読み取る力のあるヒューチャーは、生みの親アクタ博士に悪用され、火星銀行の金塊強奪に協力してしまう。正しい心ゆえ悩み、ついに自ら犠牲となって果てるヒューチャー。アトムは泣きながらアクタのロケットを破壊するのだった。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:31.9% |
第97話 「宇宙の対決の巻」 |
1964/12/05 |
突然ハイパー星人に運ばれたアトムと金庫破りの鉄は、見知らぬウォー星人とともにそれぞれの星の命運をかけてテストを受ける。体力、知力、精神力、良心などが試されるなか、一同は無事合格。地球に戻った鉄は、更生への道を歩み始める。 |
演出/青木茂、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:34.2% |
第98話 「ゼオの遺産の巻」 |
1964/12/12 |
工事中のトンネル内で発見された巨人ロボットが、手抜き建造物や原子炉を破壊。その名はゼオ。100万年前の人類が希望を託したタイムカプセルだった。だが彼は、私利私欲にまみれた現在の人類に失望。アトムの説得も虚しく爆撃に散る。 |
演出/高木厚、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:33.5% |
第99話 「小さなコロンブスの巻」 |
1964/12/19 |
地底深くに小さな人類が住んでいた。初めて地上に出たポイポイ国のコロンブーブーは、旅の証拠に偶然居合わせたコバルトを連れ去ってしまう。敵対するチョンボ国はアトムを捕獲。巻き込まれた二人は、力を合わせて両国を仲直りさせる。 |
演出/林重行、脚本/能加平 |
初回視聴率:35.1% |
第100話 「ロボット・ハウスの巻」 |
1964/12/26 |
家造り博士の遺児・アキオ少年が育てられたロボットハウス。それは家自体が優しい心を持ち、孤児院や幼稚園にもなる素晴らしい発明だった。秘密を狙うギャングをアトムが追い払う。遺言により、発明書類は無事お茶の水博士に託された。 |
演出/勝井千賀雄、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:33% |
第101話 「地図にない世界の巻」 |
1965/01/02 |
来日していたカメリア国のドリアン殿下が、突然姿を消した。探知機で異次元の入り口を見つけ、追跡するアトム。そこには今まで神隠しに会った世界中の人々がいた。アトムは殿下とともに全員を救出し、無事にもとの世界に戻るのだった。 |
演出/沢わたる、脚本/辻真先 |
初回視聴率:31.2% |
第102話 「魔境の女王の巻」 |
1965/01/09 |
アフリカの秘境に住む女王マイラは、子どもが欲しくてウランをさらった。そこは宇宙人が造った世界で、すべての生物が何万年も不老不死であった。ところがウランの燃料が切れてしまう。女王はウランを救うため、自ら宇宙人の機械を壊す。 |
演出/手塚治虫、脚本/手塚治虫 |
初回視聴率:34% |
第103話 「宇宙への階段の巻」 |
1965/01/16 |
ある日、町中の人々が同方向に歩き始め、円盤に消えた。潜入したアトムとお茶の水博士は、宇宙の様々な生物が集められているのを見る。奇妙な生物たちの攻撃に苦戦するアトム。実は宇宙人の坊やが、学校の宿題の生物採集をしていたのだ。 |
演出/瀬山義文、脚本/辻真先 |
初回視聴率:32.7% |
第104話 「悪魔の風船の巻」 |
1965/01/23 |
アトムに似た巨大な風船が各地で子どもをさらった。人間たちの非難を受け、悲しむアトム。だが家族や仲間の協力で、無事子どもたちを救助する。すべては大福児童局局長とスカンク草井が、ロボットの評判を落とそうと仕組んだ計画だった。 |
演出/富野喜幸、脚本/辻真先 |
初回視聴率:35.1% |
第105話 「アトム将軍の巻」 |
1965/01/30 |
メーザー銃で撃たれ、記憶を失ったアトムは、ミグルシヤ国で独裁者と戦う少年兵たちと出会う。アトムの姿は、獄中にいる彼らの指導者・ロボット将軍アストロに瓜二つだった。アトムは将軍の身代わりとしてゲリラ戦で大活躍をする。 |
演出/青木茂、原案/青木茂、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:36.4% |
第106話 「宇宙から来た少年の巻」 |
1965/02/06 |
地球に不時着したテレツク星の少年ピポは、ハムエッグに怪力を見込まれプロレスラーに仕立てられた。植物の異常発達を調べに来たアトムは、それがピポの円盤の影響であると知る。ピポの身を案じたアトムは、ハムエッグたちと対決する。 |
演出/杉井儀三郎、脚本/杉井儀三郎 |
初回視聴率:35.2% |
第107話 「地球解放の巻」 |
1965/02/13 |
ダム工事の爆発に巻き込まれたアトムは、パラレルワールドへ飛ばされる。そこでの人類は宇宙人の奴隷と化していた。アトムはその世界の天馬博士、お茶の水博士、トビオらと協力、敵の電子頭脳を倒し、無事もとの世界へと帰還する。 |
演出/永島慎二、脚本/辻真先 |
初回視聴率:36.4% |
第108話 「サターン・マンの巻」 |
1965/02/20 |
月で四次元の研究をする間に超能力を身につけた科学者たち。彼らは科学省に恨みを持つアーデン博士に、悪いのはお茶の水博士だと吹き込まれ、博士をさらう。だが、アトムと3人の戦いのなか、偶然にも超能力を消す方法が発見された。 |
演出/片岡忠三、脚本/豊田有恒、片岡忠三 |
初回視聴率:35.6% |
第109話 「不死鳥の巻」 |
1965/02/27 |
海辺の洞窟で見つかった不思議な卵。アトムはその正体を探るうち、火山口で暮らすフェニックスたちに出会う。卵がその鳥たちのものだと知ったアトムは、生まれて来たフェニックスの幼鳥を親鳥たちのもとへ送り返してやるのだった。 |
演出/紺野修司、脚本/辻真先 |
初回視聴率:34.3% |
第110話 「水星探険の巻」 |
1965/03/06 |
かつてシベリアに落ちた隕石が、実は超熱爆弾だったと判明。ソロン、ヘクターというロボットを従えたアトムは、未探査の水星へ向かい、犯人がそこに住む熱人であると知る。自らを犠牲にしたへクターの活躍により、爆弾は無事破壊された。 |
演出/北野英明、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:37.6% |
第111話 「ロボット・ポリマーの巻」 |
1965/03/13 |
アトム以上のロボットを造ろうと、強田博士は超高速振動を武器とするポリマーを完成。力だけでなく感情も持たせるため、助手・弱井博士の心をポリマーに移す。だが、最初は気弱だったポリマーは、自信をつけるとともに凶暴化していった。 |
演出/富野喜幸、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:32.2% |
第44話 (再放送)「エジプト陰謀団の巻」 |
1965/03/20 |
アトムとヒゲオヤジは、見知らぬ老人に宝石を預けられた。それはエジプト女王の証となる首飾りだった。エジプト大帝国復活を企むバリバリ博士は、ロボットのクレオパトラを女王に仕立てようと首飾りを狙う。宝石を隠すアトムだが……。 |
演出/虫プロ演出部(石井元明) |
初回視聴率:35.8% |
第112話 「サムソンの髪の毛の巻」 |
1965/03/27 |
お茶の水博士が造った初の太陽エネルギーロボット・サムソン。だが、彼には月光を浴びると機能が狂う欠陥があった。博士を恨むビールス技師の策略により、暴れ出すサムソン。アトムは、太陽電池である髪の毛を切り、彼を鎮めようとする。 |
演出/出崎統、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:35.3% |
第113話 「笑わぬバック国の巻」 |
1965/04/03 |
内戦の続くバック国が世界平和連盟を脱退し、鎖国を宣言。アトム、ヒゲオヤジたちが調査に潜入すると、そこでは笑うことと発明が禁じられていた。アトムたちは発明少年ムスタファと協力し、彼らの命を狙う秘密警察の陰謀を粉砕する。 |
演出/青木茂、脚本/能加平 |
初回視聴率:34.8% |
第114話 「メトロ・モンスターの巻」 |
1965/04/10 |
地下鉄を食べる怪物が現れた。自在に大きさを変え、姿を消してさまざまな場所へ移動するその習性に苦戦するアトム。だが怪物には光に弱いという弱点があった。アトムは電車を囮に怪物を外におびき出し、人工太陽の光を浴びせて倒す。 |
演出/富野喜幸、脚本/山野浩一 |
初回視聴率:39.1% |
第115話 「逃げ出した大金庫の巻」 |
1965/04/17 |
働きづめの毎日に不満を訴える造幣局の機械たち。一日だけの約束でピクニックに出かけるが、そのまま逃走してしまう。体内にギャングと大金を入れたままの金庫も逃げ回るが、最後には悪人を捕まえるため、アトムに協力することに。 |
演出/高木厚、脚本/能加平 |
初回視聴率:35.4% |
第116話 「史上最大のロボットの巻(前編)」 |
1965/04/24 |
自分のロボットを世界一にしたいサルタンは、アブラー博士に命じて作らせたプルートに、世界最強の7大ロボットを倒すよう命じた。次々と相手を破壊していくプルート。アトムの身も狙われ、お茶の水博士はサルタンによって誘拐される。 |
演出/石井元明、柴山達雄、脚本/手塚治虫 |
初回視聴率:33.6% |
第117話 「史上最大のロボットの巻(後編)」 |
1965/05/01 |
刑事ゲジヒトとエプシロンを倒したプルートは阿蘇山でアトムと対決するが、その時噴火が始まった。岩で火口を塞ごうとするアトムの姿にゆり動かされ、プルートも協力を決意。だが直後、謎の巨大ロボットが出現、プルートに挑みかかった。 |
演出/上梨満雄、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:35.6% |
第118話 「ロボット・グラビーの巻」 |
1965/05/08 |
ニクラシア国の戦闘用ロボット・グラビーは、戦争を嫌って脱走、平和な日本でアトムに救われた。隠れて働くグラビーだが、ダム決壊を防ごうとして追っ手に見つかってしまう。さらにお茶の水博士のもとにも半重力ロボットの魔手が伸びた。 |
演出/青木茂、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:34.1% |
第119話 「空とぶレンズの巻」 |
1965/05/15 |
地球に接近しつつある惑星Mは、巨大な氷の塊であった。このままでは、惑星全体が巨大レンズと化し、地球が太陽熱で焼かれてしまう。アトムは世界中が団結して打ち上げた沢山のロケットを使い、惑星Mを大気圏で溶かすことに成功する。 |
演出/杉井儀三郎、脚本/能加平 |
初回視聴率:31.6% |
第120話 「タイム・ハンターの巻」 |
1965/05/22 |
アトムは未来から父を捜しにやって来た少年と出会う。少年の父は違法のタイムハンターで、過去の動物や人間を捕えて動物園を作ろうとしていた。タイムマシンで氷河期を訪れた二人は父親を発見、ハンターをやめるよう彼を説得する。 |
構成/富野喜幸 |
初回視聴率:33.8% |
第121話 「ガニメート号の巻」 |
1965/05/29 |
宇宙で遭難したアトムとお茶の水博士はガニメート号に救われた。船長ベムスキーは地球嫌い。宇宙人の地球攻撃計画を伝えようとするアトムから燃料を抜いてしまう。だが、宇宙人に捕まったところをアトムに救われ、その心に変化が生じた。 |
演出/富野喜幸、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:38.5% |
第122話 「怪獣マントラーの巻」 |
1965/06/05 |
宇宙飛行士ノースが、虫のような宇宙人を連れ帰った。まもなく巨大怪獣マントラーが宇宙から飛来して暴れ回り、世界はパニックとなる。怪獣はアトムと対決。だがアトムが連れていた小宇宙人を見ると急におとなしく小さくなっていった。 |
演出/手塚治虫、脚本/手塚治虫 |
初回視聴率:30.9% |
第21話 (再放送)「人工衛星R-45の巻」 |
1965/06/12 |
博士に頼まれ、宇宙ギャングの横行する人工衛星R-45を訪れたアトムは、空港長・月岡とその息子・月男の宇宙パトロール隊の手伝いを申し出るが、断られてしまう。だが宇宙ギャングの首領、ハム・エッグは空港長の座を狙っていた。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:35.2% |
第123話 「ドッグ隊長の巻」 |
1965/06/19 |
火星のダイモスから生還した犬のペロが、ノースランド国女王とフーラ博士の一味に誘拐された。狙いはペロの知るダイヤのありかで、その記憶はロボット・ドック隊長の身体に移される。アトムはドックたちを追い、ダイモスへ向かった。 |
演出/出崎統、脚本/鳥海尽三 |
初回視聴率:33.4% |
第28話 (再放送)「マッドマシンの巻」 |
1965/06/26 |
ロボット初の議員コルトの提案で、ロボットの休日「機械の日」が制定された。それに不服の企業社長たちは、フーラー博士の発明したマッドマシンの供与を受ける。作動したマッドマシンは、電磁波で全ての機械を狂わせ大混乱を起こした。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:30.9% |
第124話 「置き土産の巻」 |
1965/07/03 |
宇宙人の親善大使ポピイが土産として残した設計図。完成した宇宙ロボットは優秀で、人間たちの仕事をすべて代用してくれた。物足りなさと危機感を感じ始める人間たち。やがて生じる対立のなか、アトムはロボット工場を破壊するが……。 |
演出/富野喜幸、原案/眉村卓、脚本/鳥海尽三 |
初回視聴率:30.6% |
第125話 「細菌を探せの巻」 |
1965/07/10 |
単純なミスで恐ろしい伝染病の病原菌が入ったシャーレが紛失してしまう。バイオ・ハザードの危機から人類を守るため、アトムは細菌を追ってヒマラヤの奥地まで飛んで行く。 |
演出/富野喜幸、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:30.2% |
第126話 「ロボイドの巻」 |
1965/07/17 |
地球征服を企む宇宙人ロボイドが出現。各国から結集した優秀なロボットたちも次々にやられてしまう。最後に残ったアトムは隊長マグマと対決。だがマグマは、息子ロロを命がけで救ったアトムに心打たれ、隊長の誇りを胸に自ら敗れていった。 |
演出/高木厚、脚本/鳥海尽三 |
初回視聴率:32.3% |
第127話 「実験ロボットの巻」 |
1965/07/24 |
お茶の水博士のもとに、「助けてください」と逃げ込んできたロボット。彼の話によるとユマニ国では科学大臣のムーシーの実験でたくさんのロボットたちが破壊されているらしい。お茶の水博士はさっそくアトムと共にユマニ国へ乗り込むのだが・・・。 |
演出/西牧秀雄、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:31% |
第128話 「インカ帝国の宝の巻」 |
1965/07/31 |
アトムはアマゾンで少女ミリーを助けた。彼女が持つ父の形見のノートには、インカの宝の所在が記されていた。同じく宝を探すランプたちと道中をともにする二人。やがて一行は念願の宝を発見するが、アトムとミリーはそのままにしておきたいと願う。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:28.8% |
第12話 (再放送)「十字架島の巻」 |
1965/08/07 |
立入り禁止の十字架島に、3人の脱獄犯が上陸した。その中の戸沢博士は、島の悪戯ロボット・プークの生みの親だった。ロボット点検に来ていたお茶の水博士を人質に、戸沢博士はアトムの部品を使って変身ロボ・プークを完成させた…。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:25.2% |
第129話 「アトム対アトムの巻」 |
1965/08/14 |
アトムを憎む世界ギャング連盟は、盗み出した設計図をもとに偽アトムを製造。その能力は本物のアトムを圧倒する。しかしリモコン回路を破壊されたとき、正義の心が目覚めた。偽アトムは人質にされたアトムの家族の危機を救いに向かうが……。 |
演出/虫プロ演出部 |
初回視聴率:27.4% |
第130話 「火星の嵐の巻」 |
1965/08/21 |
基地建設中の落盤事故を調査するため、アトムはカスター大佐らとともに火星を訪れた。大佐はある事件がもとでロボット嫌いになっていた。一行は火星アリの襲撃を受けるが、アトムの活躍で撃退。大佐も過去の事件が自分の誤解だったことを知る。 |
演出/岡崎稔、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:34.4% |
第131話 「ムーン・チャンピオンの巻」 |
1965/08/28 |
月でのロボット競技大会に出場したアトムは、ポンコツ博士の造ったトンビーと知り合う。自社のジョッキーを優勝させたいジョーブルが陰謀をめぐらせるなか、故障してしまうトンビー。自分の予備モーターを与えたアトムは、決勝でトンビーと戦う。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:31.9% |
第132話 「ルイ王子の巻」 |
1965/09/04 |
自分を旧式ロボットと嘆くルイ王子に、人間である母は誘拐したシャドー2世の身体を与えた。最新の性能を得て増長するルイ。だが、シャドー2世はスパイ用ロボットであり、その体内には爆弾が仕掛けられていた。アトムはルイを救いに向かう。 |
演出/出崎統、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:36.9% |
第133話 「十年目の復讐の巻」 |
1965/09/11 |
アトムの級友リボリューは、その記憶回路が突然作動したことにより、服役中のマルス博士を脱獄させた。博士は10年前から地球復讐計画を仕組み、破壊兵器の部品としてリボリューを造っていたのだ。しかしリボリューはその運命を拒否する。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:35.5% |
第134話 「脱出作戦の巻」 |
1965/09/18 |
光速ロケットエンジンの発明者エリート博士。アトムはダーク国に軟禁中の博士とその娘スピカを逃がそうとするが、博士は空間恐怖症のため、陸路しか使えない。お茶の水博士に託された昆虫ロボットを駆使しながら、アトムは国外脱出を成功させる。 |
演出/大西清、脚本/坂本雄作 |
初回視聴率:29.3% |
第135話 「ロボット犬バッキーの巻」 |
1965/09/25 |
ドンマークでロボット犬コンクールが開かれた。自分の犬バッキーの優勝を目論む銀行頭取のバンク。一方、野良犬ロボットをかくまう息子タフィは、父の姿勢に反発する。アトムはバンクの企みを暴くが、バッキーはバンクの危機を救い壊れてしまう。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:33.4% |
第136話 「ジャガー警部の巻」 |
1965/10/02 |
人間を逮捕できる“鍵”を持つロボット・ジャガー警部。世界ロボット反対同盟のレッドとタイガーにその鍵を奪われた彼は、アトムと協力して取り戻そうとする。しかし、悪人・金三角との戦いのなか、ジャガーは人間を守って分解光線の犠牲となる。 |
演出/西牧秀雄、脚本/能加平 |
初回視聴率:29.3% |
第137話 「小さなクーリィの巻」 |
1965/10/09 |
宇宙開拓用ロボットの姉弟メリールとクーリーが地球に向かった。二人が合流すると冷凍災害が起こると知り、彼らを捜すアトム。一方、お茶の水失脚を企むクワデン博士は妨害をするが、その時火災が発生。結局、クーリーの力が危機を救うことに。 |
演出/高木厚、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:29.4% |
第138話 「長い一日の巻」 |
1965/10/16 |
世界各地で異常気象が発生するなか、謎の隕石が落下。その特殊電波によって地球の軌道がずれ始めた。アトムは、メトローム星人に操られ、地球の天候を狂わせていた科学者ゲルモを救出。同時に敵の本拠地である小惑星と円盤を撃退する。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:30.4% |
第139話 「盗まれたアトムの巻」 |
1965/10/23 |
ロボットがいつまでも成長しないのはおかしい。科学省に迎えられたその博士はそう思い、アトムの電子頭脳を大人の体に移し変える。しかしその間に何者かが子どものアトムの体を盗み出した。 |
演出/富野喜幸、絵コンテ/富野喜幸 |
初回視聴率:32.6% |
第140話 「王様とアトムの巻」 |
1965/10/30 |
南方のプカプカ島にペンギンや白熊が出現。島の王マルデンは、恩師・お茶の水博士に異常事態の調査を依頼した。島を訪れたアトムたちは、軍事基地化を嫌うロボット少年アニマルの仕業だったことを知る。王は、プカプカ島を遊園地にしようと決意する。 |
演出/岡崎稔、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:27.9% |
第141話 「機関車行進曲の巻」 |
1965/11/06 |
原子力機関車マーチ号の人気を妬んだコールド博士と息子コルデスが、馬力号でレースを挑んできた。アトムはマーチ号の機関士マーチィーに協力。一方、コルデスは卑怯な父に反発、馬力号をコースから外す。ゴール間際、2台は衝突の危機を迎えるが……。 |
演出/西牧秀雄、脚本/能加平 |
初回視聴率:30.4% |
第142話 「ミーニャの星の巻」 |
1965/11/13 |
宇宙船タイタン号の事故により、アトムたちは木星第5衛星ォに着陸した。そこは乗客の一人イゴール老人の恋人ミーニャが眠る場所。星の大気は夜になると凍りつくため、彼らは脱出を急ぐ。そんななか、ただ一人、欲深い悪人が遺品のダイヤを狙っていた。 |
演出/大西清、遠藤政治、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:31.7% |
第143話 「バード・ストリート物語の巻」 |
1965/11/20 |
アトムはレッドホーク団という少年ロボットたちに、決闘への加勢を頼まれた。相手は人間の少年イーグル団で、壊し屋リンゴォを雇っていた。対立のなか、次第に心を通わせるアトムとリンゴォ。2人はギャング・ヤボネの企みを協力して退け、少年たちは和解する。 |
演出/出崎統、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:33.8% |
第144話 「失われた友情の巻」 |
1965/11/27 |
体内の誘爆装置により、原子力発電所を爆破するために造られたロボット・ミューラー。アトムは友達である彼を助けようとお茶の水博士に相談するが、警察に知られてしまう。パトカーに追われたミューラーはアトムに裏切られたと誤解し、自暴自棄になる。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:31.3% |
第145話 「アトム深海を行くの巻」 |
1965/12/04 |
日本海溝に沈んだクプータ国の水爆が2日後に爆発するという。アトムは深海に潜り、コバルトの協力で無事時限装置を外す。しかし、日本のロボットの性能を欲するクプータ国は秘かにコバルトの構造を調査。盗んだ技術でロボットM44号を改造する。 |
演出/岡崎稔、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:31.7% |
第146話 「未来からの報告の巻」 |
1965/12/11 |
タイムマシンで未来を見てきたムダー博士が、明日、ロボットが人間を襲うとテレビで報告。パニックになった人々は博士に扇動されロボット弾圧に走る。アトムは争いを阻止しようとするが、ロボットたちが立てこもるシェルターも攻撃されてしまう。 |
演出/大西清、遠藤政治、脚本/能加平 |
初回視聴率:29.2% |
第147話 「空中スクリーンの巻」 |
1965/12/18 |
機械のエネルギーを吸いとる毒蛾ロボットの事件が頻発。犯人は映画会社社長のラボで、発明家・山本から空中スクリーンを奪い、必要なエネルギーを集めていたのだ。だが、スクリーンが原因で船が衝突の危機に。アトムはこれを防ぎ、良保は逮捕された。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:27.8% |
第148話 「ロビオとロビエットの巻」 |
1965/12/25 |
井塩博士のロビオ、矢似博士のロビエットは互いに愛し合っていた。だが二人の博士は犬猿の仲。アトムの奮闘も空しく争いは続き、ロビオとロビエットはそれを止めようとして爆発に巻き込まれる。溶解し一つとなった二人。ようやく人々は過ちに気づいた。 |
演出/杉井儀三郎、脚本/杉井儀三郎 |
初回視聴率:29.7% |
第149話 「カンヅメ狂想曲の巻」 |
1966/01/01 |
アトムたちは、空から降ってきたカンヅメを拾ったが、どうしても開かない。これを食べれば願いが叶うと聞いた7代目ビートルズのメンバー、犬のウィッキーらを交え、カンヅメを巡る大騒動が展開される。結局、その中身は宇宙放送局の受像器であった。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:26.7% |
第150話 「マグネットちゃんの巻」 |
1966/01/08 |
アトムの父についてきた女の子はマグネットといい、笑うと磁力を出すロボットだった。その力に目をつけた悪人たちは彼女を誘拐、金貨強奪に利用しようと考える。彼らは彼女を笑わせようと悪戦苦闘するがどうしても果たせず、計画は失敗した。 |
演出/高木厚、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:30.9% |
第151話 「1人ぼっちのアトム」 |
1966/01/15 |
ロボット・パルスは催眠術で人間を幸福にし、支配しようと考えた。お茶の水博士を操り、ラッキーマシンを造らせたパルスは、町中の人間に催眠術をかける。孤立するアトムだが、術にかからなかった少年タカシの協力を得、パルスを倒すことに成功した。 |
演出/虫プロ演出部、脚本/小森四郎 |
初回視聴率:29.9% |
第152話 「ロボット爆弾の巻」 |
1966/01/22 |
海底工場で作られたロボット爆弾のリーダー・ワイド1号は、自分たちが人間に尽くすべきか否かを決めるため旅に出る。だが誤解からアトムと戦い、海賊メイスンの仲間となることに。彼は人間の冷酷さに失望し、海底へ帰って行くのだった。 |
演出/岡崎稔、シノプシス/山崎邦保、脚本/岡崎稔 |
初回視聴率:30.2% |
第153話 「赤い木馬の巻」 |
1966/01/29 |
遊園地の回転木馬に乗っていたウランが姿を消した。また街では木馬によるニンジンや馬の盗難が発生する。捜査するアトムは赤いロボット馬ロボースと知り合い、回転木馬が物質電送機だと知る。すべては、10年程前のある事件が発端だった。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:29.7% |
第154話 「青い鳥物語の巻」 |
1966/02/05 |
小鳥を守るため作られた青い鳥ロボットが人家を襲い、飼い鳥たちを逃がし始めた。追跡したアトムは、森で幸せに暮らす鳥たちの姿を見る。だが青い鳥は、原子力発電所に迷い込んだ小鳥を救おうと建物を攻撃。やむなく闘うアトムだが……。 |
演出/遠藤政治、脚本/井上 |
初回視聴率:23.8% |
第155話 「狂った国境線の巻」 |
1966/02/12 |
ロボットが迫害される国リベア。アトムは、ロボット少女トーニャとともにその兄や仲間たちを隣国に逃がそうとする。しかし、地震のたびに動く国境線は崩れかけた地盤の上にあった。アトムは国境警備隊長ロゴスに正義を訴え、国境戦を突破する。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:24.5% |
第156話 「ロボット市長の巻」 |
1966/02/19 |
人間より権力を持つロボット市長レイモンに、異常な言動が現れ、修理を勧めたアイザック博士が逮捕された。女性秘書がアトム兄妹に助けを求めるが、市長に味方する人々は人間に抵抗できないアトムを襲う。ついに凶暴化した市長は軍隊を出動させる。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:27.8% |
第157話 「ジプシーの星の巻」 |
1966/02/26 |
生きているように動く不思議な星の調査に向かったアトムと大村青年は、美しい少女キビアに歓待される。だが少女の本体は星そのものだった。宿敵ガロア星の襲撃を受けたキビアはアトムたちを救うため、体当たりしてガロアを破壊する。 |
演出/遠藤政治、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:28% |
第158話 「おかしな道づれの巻」 |
1966/03/05 |
改心しないと外れない新型手錠。アトムは電気部品泥棒の小次郎と、偶然その手錠で繋がってしまう。お茶の水博士の救出作戦は失敗、2人は脱獄犯として追われる身に。だが、仲間のハムエッグがアトムを銃で狙ったとき、小次郎は思わず……。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:25.1% |
第74話 (再放送)「地底探険の巻」 |
1966/03/12 |
カムチャッカ半島で調査中のはずの地底探険機が東京に現れた。地下には海と地底人が存在するというミロフ教授の仮説を証明するため、アトムとウランはカオス1号に乗って地底探険へ。初めて訪れる地底には、驚くべき光景が広がっていた。 |
演出/山本暎一、原案/石津嵐、脚本/山本暎一、作画監督/青木茂 |
第159話 「悪魔と天使の巻」 |
1966/03/19 |
植物学者リーフ博士が作った巨大肉食植物ザボアが暴れ始めた。アトムは知恵を持つ植物の少女フレールとともに後を追う。酸素でザボアを弱らせていくアトム。一方フレールは、地下に落ちたお茶の水博士のため酸素をはき続けるのだった。 |
演出/岡崎稔、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:22.7% |
第160話 「黄金のフルートの巻」 |
1966/03/26 |
少女リュリュが持つフルートは、吹く人の心がそのまま音色に現れるが、同時に周囲の機械を分解する危険性も秘めていた。音楽プロの悪徳マネージャーたちは、リュリュの母を人質にフルートを奪う。アトムはとり返そうとするものの、その音に苦戦する。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸、小森四郎 |
初回視聴率:24.7% |
第161話 「夢を売る宇宙人の巻」 |
1966/04/02 |
ロボットがいっせいに奇妙な夢を見るという事件が起きた。実は、宇宙のテレビ番組をロボットたちが受信してしまっていたのだ。やがて、受信料をとりたてに各放送局の宇宙人が地球へと飛来。アトムはどうにかして放送を止めさせようとするが……。 |
演出/永樹凡人、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:24% |
第162話 「キャンデー作戦の巻」 |
1966/04/09 |
ブラジル移民したアトムの親友カールが、何でも食べてしまう怪物に襲われ命を落とした。だが、送られた彼の遺品の中には種があり、怪物は日本でも繁殖し人々を襲う。核兵器でも倒せない怪物の弱点、そのヒントはカールの残したメッセージにあった。 |
演出/遠藤政治、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:26.1% |
第163話 「別世界への道の巻」 |
1966/04/16 |
夜の交通事故現場から、三千年前に栄えたミュー大陸の銀貨が発見された。表面には「この銀貨は別世界への道なり」という謎の言葉が。科学省は調査を始めるが、お宝目当てに悪人が次々と出現。そして争奪戦のなか、銀貨の恐ろしい力が発動した。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:24.6% |
第164話 「宇宙の怪物の巻」 |
1966/04/23 |
不思議なエンゼルヘアが地球各地に降り、宇宙から飛来した巨大グモが家畜を襲撃した。アトムはクモをロープで捕らえるが、何千匹もの子どもが生まれてしまう。すると、危機を救いに宇宙パトロール隊が出現。彼らは薬で怪物を駆除してくれるが……。 |
演出/坂本雄作、脚本/坂本雄作 |
初回視聴率:25.7% |
第165話 「赤ん坊騒動の巻」 |
1966/04/30 |
ファミリー国でロボットのベビーコンテストが開催された。お茶の水博士の造った赤ん坊ロボットとともに参加したアトムたちは、賞品のチタニウム独占を狙う大臣一味の悪巧みを暴く。赤ん坊はチータンと名づけられ、アトムたちの新たな家族となった。 |
演出/岡崎稔、シノプシス/上梨満雄、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:27.2% |
第166話 「ジュエルの魔像の巻」 |
1966/05/07 |
古代のジュエル族が残した2体の魔像。考古学者ジュゲムはそれを使い、各国科学省の兵器を次々と襲撃した。だが、平和目的だった彼の心にも次第に世界征服の野望が育ち始める。アトムが魔像を破壊したとき、科学の暴走を戒めるジュエル族の言葉が響いた。 |
演出/上梨満雄、山本義也、脚本/高木厚 |
初回視聴率:23.3% |
第167話 「風船がいっぱいの巻」 |
1966/05/14 |
ロボットのポイが造った風船製造機が暴走、沢山の風船が東京の空を覆った。このままでは太陽の熱によって温度が上がり、中の水素ガスが大爆発してしまう。アトムは街に巨大な電熱を発生させ、上昇気流によって風船を空高く押し上げようと考える。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:25.4% |
第168話 「おどりあがった島の巻」 |
1966/05/21 |
1年前、突然出現したテスタ新島を観光に訪れたアトム一家。そこに大地震が発生、チータンが行方不明になってしまう。捜索のなか、島の異常に気づくアトム。やがて彼らの前に現れたクロム星人は、この島が実は巨大な宇宙船であることを語った。 |
演出/片岡忠三、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:25.9% |
第169話 「未来人の忘れ物の巻」 |
1966/05/28 |
アトムたちは、未来人が運ぶ途中に忘れて行ったらしい恐竜を拾った。デカと名づけ可愛がるアトムだが、巨大な恐竜の出現に周囲は大騒動。結局日本にいられなくなったデカは、ウランとコバルトが入ったぬいぐるみの雌恐竜に誘われ、南の島へ旅立つ。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:24.3% |
第170話 「二人の王女さまの巻」 |
1966/06/04 |
力を誇示する北の王女と、知識を誇示する南の王女は、国を二分するほど険悪な仲だった。ついに父王の前で決着をつけることとなり、アトムは南の代表に。だが、ヒゲオヤジを人質にとる卑劣さに怒ったアトムは、どちらにも味方せずに救出に向かう。 |
演出/上梨満雄、脚本/石津嵐 |
初回視聴率:27.3% |
第171話 「永遠のクッチャーの巻」 |
1966/06/11 |
アメリカ西部の町で、偉大な科学者クッチャー博士が亡くなった。彼の遺産を狙う市長は、そのありかを探すため町中を破壊、アトムもだまして手伝わせる。隠し場所は何と博士が作ったロボット・クバルの体内だった。アトムは市長一味と対決する。 |
演出/富野喜幸、脚本/能加平 |
初回視聴率:26.5% |
第62話 (再放送)「幽霊船の巻」 |
1966/06/18 |
人間と同じになりたいアトムは、お茶の水博士に1日だけ“怖がる心”をとりつけてもらった。すると、高い所も暗い場所も怖くなってしまう。折悪く、博士の乗る船が幽霊船騒ぎの海を通ることに。おっかなびっくり出動するアトムだが……。 |
演出/林重行、脚本/柴山達雄 |
第172話 「ヘラルド兄弟の巻」 |
1966/06/25 |
アトムの兄を名乗るロボット・ダルトンが出現。出生の秘密を知りたかったら一緒に来いとアトムを誘うが、そこに現れた天馬博士は、私を信じろと言うのみ。アトムは真相を確かめるため、自分の電子頭脳を作ったというヘラルド博士の城へ乗り込む。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:19.8% |
第173話 「ロボッティの巻」 |
1966/07/02 |
小さなロボット・ロボッティがやって来て、孤独な自分に仲間がほしいと訴えた。だが、仲間を増やしたロボッティは、科学省の建物を自分たちの国だと主張して占領してしまう。アトムはお茶の水博士に頼み、自ら小さくなってロボッティの国に潜入した。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:20.9% |
第174話 「海底大運河の巻」 |
1966/07/09 |
富士山で大地震が起きた直後、日本海で消えた船が太平洋で発見される事件が発生。二つを繋ぐ地下水道があると考えたお茶の水博士は、アトムたちとともに海底の調査に向かう。やがて彼らは、かつて原爆を怖れ地下に潜ったラグモ国の一族と出会った。 |
演出/西牧秀雄、脚本/西牧秀雄 |
初回視聴率:22.1% |
第84話 (再放送)「イルカ文明の巻」 |
1966/07/16 |
完成直前の海底都市に、人間は海を荒らすなという警告が届いた。イルカから進化し、古くから海底で静かに暮らしていたドーフィン族の願いだった。交渉に応じるアトムたち。だが戻った彼らが見たものは、思い上がった人類の姿だった。 |
演出/勝井千賀雄、脚本/豊田有恒 |
第175話 「ロボット大戦争の巻(前編)」 |
1966/07/23 |
南極共和国のオーロラシティに地震調査に訪れたアトムたちは、国を仕切る電子頭脳ロゴスの反逆を知った。国連で禁止のゼットニウムを開発、人類滅亡を計るロゴスは、アトムを捕らえてしまう。一方、ウランはロゴスの部下マーキュリーと友だちになる。 |
演出/出崎統、脚本/坂本雄作 |
初回視聴率:22.5% |
第176話 「ロボット大戦争の巻(後編)」 |
1966/07/30 |
ロゴスの陰謀と闘う連邦軍のロボット艦隊は全滅、続くダロス博士の作戦も失敗する。人間たちの攻撃をあざ笑うロゴスは、ついにゼットニウムを作動させてしまう。マーキュリーから情報を得たアトムは、作動装置を止めようとエバラス火山へ向かった。 |
演出/山本繁、宮本貞雄、木下蓮三、脚本/坂本雄作 |
初回視聴率:22.9% |
第177話 「ばかでっかいロボットの巻」 |
1966/08/06 |
貧乏国ヘレニアの大統領は一流国を目指し、巨大ロボット・ゴーラムの完成に大金を投入。留学生ペピートも予算不足のあおりで帰国させられてしまった。奨学金支給の知らせを持ってきたアトムは、不完全な電子頭脳で作動したゴーラムと闘うことになる。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:23% |
第43話 (再放送)「デッド・クロス殿下の巻」 |
1966/08/13 |
世界初のロボット大統領が誕生したグラービア国では、一部の人間のいやがらせが続き、大統領ラグは心を痛めていた。ラグに招かれ友情を結ぶアトム。しかし謎の男デッド・クロスがヒゲオヤジを人質にアトムを脅迫、ラグに辞任を強要する。 |
演出/林重行 |
第178話 「チータン夜の冒険の巻」 |
1966/08/20 |
お茶の水博士が、ロボットを自動治療するロボマシンの病院を作った。チータンに話せる能力を望むウランは、ついでにアトム並の性能を注文してしまう。だが、チータンの泣き声で故障した病院は、その姿を奇怪に改造。凶暴な意志も持ち始めた。 |
演出/上梨満雄、シノプシス/豊田有恒、脚本/加藤靖三 |
初回視聴率:22.5% |
第179話 「青騎士(前編)」 |
1966/08/27 |
青騎士と名乗るロボットが人間を襲い、世を騒がせた。そのころ、アトムの学校にも人間を殴る少年ロボット・トントが現れる。青騎士への反感から、罪のないロボットを狩り始める人間たち。一度は青騎士と闘ったアトムも、次第に人間に怒りを感じ始める。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:27.1% |
第180話 「青騎士(後編)」 |
1966/09/03 |
ロボット国建設のため、アトムを含め数万のロボットが青騎士のもとに集う。そこに執拗に攻撃をしかけるのは、かつて青騎士の妹を妻にしたが、残虐に破壊したブルグ伯爵だった。しかし悲劇はそれだけではなかった。青騎士は人間の死を求め、暴走していく。 |
演出/富野喜幸、脚本/加藤靖三 |
初回視聴率:30.7% |
第181話 「幽霊製造機」 |
1966/09/10 |
お茶の水博士がゴルゴニア連邦に連れ去られた。後を追ったアトムは、少年ロボット・プラチナから独裁者ヒラーの恐ろしさを聞く。暗殺に脅えるヒラーは自分の複製をほしがっていた。お茶の水博士は、旧友パプロフ博士から協力を要請されるが……。 |
演出/富野喜幸、脚本/富野喜幸 |
初回視聴率:21.9% |
第88話 (再放送)「細菌部隊の巻」 |
1966/09/17 |
アトムは、金星から生還した男の体から不審な声がするのに気づく。男の血液は白血球が激減していた。細菌のような宇宙人が潜んでいるらしい。物質縮小液を浴び、70時間だけミクロ化したアトムとヒゲオヤジは、男の体内探査に出発する。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
第182話 「狂ったコバルトの巻」 |
1966/09/24 |
独裁者ガンマの追跡から逃れたパトラー星人が、お茶の水博士に救いを求めてきた。アトムと博士はパトラー星へと旅立つ。一方、ガンマはコバルトをだまし、彼を改造してしまった。星に着いたアトムたちの前に、凶暴化したコバルトが立ちはだかった。 |
演出/斉出光布、アイデア/富野喜幸、脚本/加藤靖三 |
初回視聴率:24.4% |
第183話 「宇宙から来たニッポン人の巻」 |
1966/10/01 |
地球人のひとりひとりに瓜二つの宇宙人たちが飛来した。遥か彼方の地球そっくりな星が爆発したのだという。そこには成長したトビオの姿もあった。地球は彼らを受け入れるが食糧難に。宇宙人の危険人物ドヒャーは、地球人を縮めてしまおうと考える。 |
演出/富野喜幸、脚本/平見修二、富野喜幸 |
初回視聴率:22.5% |
第184話 「タイム戦争の巻」 |
1966/10/08 |
タイムマシンで現れた白い血の男。瀕死の彼には輸血が必要だった。男のマシンに乗ったアトムたちは、戦争に明け暮れる人間の歴史を見る。やがてマシンは、人類のいない廃墟の地球へ。そこではロボットと人工人間が、支配権をかけた戦争をしていた。 |
演出/上梨満雄、脚本/佐脇徹 |
初回視聴率:23.6% |
第87話 (再放送)「新かぐや姫の巻」 |
1966/10/15 |
星の光の精の伝説がある湖の岩山で、アトムは美しいケイオス星のプリンセス・ラーンと出会う。明晩、星へ帰るという姫の護衛を引き受けるアトム。だがそのころ、悪徳探検家の鰐皮が姫を見世物にしようと家臣のミーダスに接近していた。 |
演出/沢わたる、脚本/能加平 |
第185話 「アフリカの星の巻」 |
1966/10/22 |
ケニヤの異変調査に来たアトムとウランは、森で「ロボットの神になれ」と語りかける光る十字架を見つけた。一方、現地のメラニン族には、人間を憎む黒人ロボット・ブルボ王子がいた。彼もまた、夢で救世主が現れるというお告げを聞いていた。 |
演出/斉出光布、脚色/加藤靖三、斉出光布、合成担当/富野喜幸 |
初回視聴率:27.2% |