第1話 「アトム誕生の巻」 |
1963/01/01 |
息子のトビオを自動車事故で失った科学省長官天馬博士は、科学省の全総力をあげてロボットのトビオを製作した。だが天馬博士は、成長しない息子に失望してロボットサーカスに譲渡した。トビオは「鉄腕アトム」として披露された…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:27.4% |
第2話 「フランケンの巻」 |
1963/01/08 |
アトムはお茶の水博士に両親の製作を願う。一方、工場で惑星探険ロボ“フランケン”が不完全始動して、リンタローらの強盗団の手下となってしまった。怪しい影を追ったアトムは、フランケンが襲った宝石展会場で警察に逮捕される…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:28.8% |
第3話 「火星探険の巻」 |
1963/01/15 |
第2次火星探険の隊長となったアトムは、それに不満のケチャップ大尉と対立する。火星に置き去りにされたレンコーン大尉の妹・キャーベットも乗せてロケットは発進した。だが付着した異物を排除したアトムは、宇宙に置き去りにされる…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:29.6% |
第4話 「ゲルニカの巻」 |
1963/01/22 |
奥丹沢で行方不明者の捜索をしていたアトムとお茶の水博士らは、生存者を付近の原子力研究所に運んだ。そこでは巨大カタツムリ「ゲルニカ」が飼育されていたが、それこそ行方不明者を襲った犯人だった。 |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:32.7% |
第5話 「スフィンクスの巻」 |
1963/01/29 |
エネルギー不足となり、岩山で目覚めたアトムは、盗賊アリババにロボット馬のエネルギーをもらい助けられる。アトムはその友人のスミスらと遺跡の学術調査をすることとなった。だが、エネルギーを抜いてアトムを誘拐したのは実はスミスであった…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:34.2% |
第6話 「電光人間の巻」 |
1963/02/05 |
裁判で無罪となった悪人スカンクは、ロボット博覧会から透明ロボット・電光を盗み出した。彼は電光を使って護送車や刑務所の罪人らを脱走させてギャング王国を作ろうと企む。電光に対峙したアトムは、彼に善悪を教えようとしたが…。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:34.6% |
第7話 「アトム大使の巻」 |
1963/02/12 |
特ダネを求めていたミッドナイト新聞のノールス・ヌケトール記者は、自分そっくりの男と対面する。ノールスの案内でお茶の水博士ら一行は山奥にある巨大ロケット日本艇を訪れるが、そこにはやはり彼らと瓜二つの人間たちがいた…。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:30.9% |
第8話 「幽霊製造機の巻」 |
1963/02/19 |
ガラ博士の送迎ロボットカーに拉致されたお茶の水博士を追うアトムは、ヒラー総統のゴルゴニア帝国に潜入し、ロボットのプラチナに会う。ヒラー総統の命令で複製人間の研究をしていたガラ博士は、お茶の水博士に協力を要請した…。 |
演出/石井元明 |
初回視聴率:32% |
第9話 「ブラックルックスの巻」 |
1963/02/26 |
アトムの家に届いた首なしロボットの言葉から南極へ向かうアトムとヒゲオヤジ。そこではロボットから金品を強奪するブラックルックス団が横行していた。アトムらはロボット紳士アイスボックスの家を訪れるが…。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:34.3% |
第10話 「イワンの馬鹿の巻」 |
1963/03/05 |
指名手配犯のペペルを追跡中のアトムを乗せ、出発した月旅行宇宙船タイタン号が隕石に衝突。アトムと、ペペルとマーブル、倉持、ダニエル夫人、マイクの6人は救命艇で脱出するが、小惑星に不時着してしまう…。 |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:31.6% |
第11話 「タイムマシンの巻」 |
1963/03/12 |
ヒゲオヤジの家に200年の未来からタイムマシンに乗った少年が現れた。父親を捜す途中でここに不時着したという。アトムとヒゲオヤジは彼の父親捜しを手伝い、タイムマシンで氷河期への旅行を開始したが、有尾原始人に捕まってしまう…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:35.1% |
第12話 「十字架島の巻」 |
1963/03/19 |
立入り禁止の十字架島に、3人の脱獄犯が上陸した。その中の戸沢博士は、島の悪戯ロボット・プークの生みの親だった。ロボット点検に来ていたお茶の水博士を人質に、戸沢博士はアトムの部品を使って変身ロボ・プークを完成させた…。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:29.8% |
第13話 「キリストの目の巻」 |
1963/03/26 |
教会の神父が7名の賊に殺され、助手の話では逃げた賊は6名という。アトムはある老人からロボットの腕の入った鞄を預かるが、鞄を要求する女が現れ、届けに行ったアトムの父が襲われてしまう。探偵ヒゲオヤジは事件解決に乗り出す。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:28.6% |
第14話 「人工太陽の巻」 |
1963/04/02 |
国際的悪漢・金三角の人工太陽が客船や航空機を襲った。連邦警察局の依頼で日本を訪れた英国探偵ホームスパンは、アトムと組んで調査に乗り出す。だが二人はお茶の水博士とともに金三角の手下に捕まってしまった。 |
演出/石井元明 |
初回視聴率:32.5% |
第15話 「植物人間の巻」 |
1963/04/09 |
博士と湖畔のホテルを訪れたアトムは、嵐の夜にアルソア12星の少年を救う。だが少年は何者かに拉致されてしまう。やがて爆発したはずのアルソア12星の円盤が出現、地球の水を要求して、湖の水や雪山の雪を吸い取り始めた…。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:31.7% |
第16話 「白い惑星号の巻」 |
1963/04/16 |
世界一周グランプリ・レースの優勝候補の白い惑星号がギャング団に破壊された。操縦者の星野光一から相談を受けたお茶の水博士は、アトムの電子頭脳を使った修理を提案。だが、レースに出場した惑星号に、また妨害が及ぼうとしていた。 |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:27.3% |
第17話 「ロボットランドの巻」 |
1963/04/23 |
アトムの家にロボットランドのオデット姫が逃げてきた。しかし彼女は追ってきたロボットの魔王サターンに連れ戻されてしまう。アトムはお茶の水博士に頼んで子供の楽園ロボットランドを訪れるが、そこには恐るべき秘密が隠されていた。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:27.8% |
第18話 「ガデムの巻」 |
1963/04/30 |
アトムとヒゲオヤジが同乗した客船ハヤハヤ号で、ロボット商人のヌーボーはギャングの親分衆に新型ロボットを売り込む。深夜、子分ロボット48人は合体してムカデ型ロボットのガデムとなり、老貴婦人の寝室を襲い宝石を強盗した。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:22.4% |
第19話 「アトム対魔神の巻」 |
1963/05/07 |
オカグラ岳に落下した隕石を調査するお茶の水博士たち。それは、メガロパ星へ送られるはずだった惑星改造ロボット・ガロンだった。天の川博士はガロンの胸に雷を誘導して、作動させてしまう。ガロンの惑星改造が開始された…。 |
演出/手塚治虫 |
初回視聴率:23.5% |
第20話 「気体人間の巻」 |
1963/05/14 |
宇宙ホタルを調査する石津博士は、成層圏の気体人に操られてしまう。一方、アトムは悪人のように変わったタマオをお茶の水博士のもとに運んだ。博士はタマオにとりついた気体の追い出しに成功。アトムは気体を自分の頭部に侵入させた…。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:21.7% |
第21話 「人工衛星R-45の巻」 |
1963/05/21 |
博士に頼まれ、宇宙ギャングの横行する人工衛星R-45を訪れたアトムは、空港長・月岡とその息子・月男の宇宙パトロール隊の手伝いを申し出るが、断られてしまう。だが宇宙ギャングの首領、ハム・エッグは空港長の座を狙っていた。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:21.6% |
第22話 「海蛇島の巻」 |
1963/05/28 |
海岸でアトムは、助けを求めるアンナの手紙入りのビンを拾う。救助に向かったアトムだったが、巨大な海蛇に襲われて飲み込まれてしまう。そこは捕らえられた船員や付近の島民に海底ウラン鉱を採掘させていた国際陰謀団の海底基地であった…。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:22.8% |
第23話 「ミュータントの巻」 |
1963/06/04 |
連続突然死事件にまきこまれたアトムは、挙動不審のクール博士の天文台を訪れるが、その博士も死んでしまう。警察に追われるアトムは、途中で謎のアブを捕まえる。するとそのアブの返却を求める小さなマウスボーイが現れた。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:28.3% |
第24話 「海底王国の巻」 |
1963/06/11 |
アトムとヒゲオヤジは海底王国から迎えに来たロボットに会う。それが30年前に作られたロボット爆弾だと知るお茶の水博士ら3人。だが、彼らはロボットの操縦する楕円形ロケットに乗せられ、海底王国に誘拐されてしまった。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:27.8% |
第25話 「地底戦車の巻」 |
1963/06/18 |
砂漠で遭難したヒゲオヤジは、地底戦車を操縦する白覆面に助けられる。その正体はメリー・ジョーダンという女性科学者で、サボルスキー大統領の陰謀に戦車が悪用されないように脱走してきたのだ。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:24.4% |
第26話 「アトラスの巻」 |
1963/06/25 |
ラム博士が人間への復讐心で作ったアトラスは、ロボット競技会で相手を破壊するほど残虐であった。お茶の水博士と見学に来たアトムは、それを止めに入る。さらに、オーサム火山を噴火させ、溶岩を街に流そうとするアトラスと対立する。 |
演出/林重行 |
初回視聴率:24.3% |
第27話 「パール星の巻」 |
1963/07/02 |
海中ダイビングをしていたアトム達は、海底ダムを海流で破壊しようとするロボットと不思議な音色を出す貝を見つける。アトムは海流ロボットを排除し、貝のひとつを科学省に運んだ。それは500年前に接近したパール星の救命艇であった…。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:26.3% |
第28話 「マッドマシンの巻」 |
1963/07/09 |
ロボット初の議員コルトの提案で、ロボットの休日「機械の日」が制定された。それに不服の企業社長たちは、フーラー博士の発明したマッドマシンの供与を受ける。作動したマッドマシンは、電磁波で全ての機械を狂わせ大混乱を起こした。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:26.3% |
第29話 「想い出の日の巻」 |
1963/07/16 |
21世紀のお盆「思い出の日」にアトムは、1年前に突如行方不明となったジローの代わりとして林家を訪れた。そこにギャング団から抜けた兄リンタローも帰って来た。アトムは幽霊が出るというジローの部屋で怪しい機械を発見するが…。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:26% |
第30話 「ZZZ総統の巻」 |
1963/07/23 |
来日中の世界連邦リヨン大統領は、毒ガスで各国指導者を狙うZZZ団の脅迫を受ける。その息子ロベールは義足の男を追跡して、ガス銃で襲われたところをアトムに救われる。しかし大統領とロベールはZZZ団に拉致されてしまう…。 |
演出/石井元明 |
初回視聴率:26.6% |
第31話 「黒い宇宙線の巻」 |
1963/07/30 |
火星から30年ぶりに帰ったドリアン・グレイ博士が講演会を開いた。生命の秘密に関する研究に成功したという。同年輩の宇奈月博士よりはるかに若いその姿に驚くアトムたち。しかし、帰還後の彼の周囲では、奇怪な死亡事件が続発していた。 |
演出/林重行 |
初回視聴率:16.9% |
第32話 「ホットドッグ兵団の巻」 |
1963/08/06 |
ヒゲオヤジの愛犬ペロが誘拐された。北極に砦を構えるマリア大公妃のもと、ポンコツ博士が犬たちを集め、脳髄を移植したサイボーグ兵団を組織していたのだ。だがある日、兵団の隊長が単身抜け出し、なぜか日本へとやってきてしまった。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:16% |
第33話 「三人の魔術師の巻」 |
1963/08/13 |
世界的魔術師ロボットのキノオが、美術館から名画を盗むと予告した。警察に協力したアトムはキノオを追うものの、マネージャー赤野多仁の妨害でとり逃がしてしまう。ロボットの犯罪に落胆するアトム。その目の前に、突然キノオが現れた。 |
演出/杉井ギサブロー |
初回視聴率:19.1% |
第34話 「ミドロが沼の巻」 |
1963/08/20 |
河童がいると言われるミドロ沼の周囲で、殺人や盗難が連発した。お茶の水博士は、前世紀から沼に住む怪物の仕業と考える。水を汲み出すと、姿を見せたのは言葉を話す巨大なトカゲたち。しかも彼らは、人間を操る毒の唾液を持っていた。 |
演出/スタジオゼロ演出部(鈴木伸一) |
初回視聴率:26.2% |
第35話 「人間牧場の巻」 |
1963/08/27 |
ある街の丘にロケットが落ちた。その夜、まったく面識のない4人の人間が、謎の手紙に呼び出される。丘の上で彼らを待っていたのはアトムで、ここは地球ではないという。わけが解らずとまどう4人に、アトムは驚くべき真実を明かした。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:28.2% |
第36話 「プイプイ教の巻」 |
1963/09/03 |
竜町博士が長生きの薬を完成させた。金では売らず、親友・花丸博士の宇宙開発の研究にだけ薬を役立てようとする彼を、各企業が狙う。お茶の水博士はアトムに護衛を頼むが、「滅びざる生命」を信じるプイプイ教徒が竜町をさらってしまった。 |
演出/石井元明 |
初回視聴率:30.2% |
第37話 「ウランちゃんの巻」 |
1963/09/10 |
お茶の水博士はアトムの誕生日に、妹のウランを贈った。おてんばのウランは、飛び入り出場したロボットの試合で連戦連勝。やがて、家と試合場の両方に同時にいたいと願い始める。そんなウランの夢を叶えようと、雪杉博士が近づいてきた。 |
演出/林重行 |
初回視聴率:30% |
第38話 「狂った小惑星の巻」 |
1963/09/17 |
宇宙局は、地球に急接近してきた惑星メデューサの爆破を決定。お茶の水博士を隊長に、アトム、操縦士ロミー、そして爆弾を扱う技術を持つ3人の囚人を惑星に派遣した。だが爆破準備にとりかかった一行は、次々と妙な出来事に遭遇する。 |
演出/杉井ギサブロー |
初回視聴率:30.5% |
第39話 「赤い猫の巻」 |
1963/09/24 |
東京に残る最後の林が伐採され始めた。同じ頃、建設会社の令息たちが手紙で集められ、空き家で白骨を発見する。自然破壊に抗議して死んだ四足教授のものらしい。手紙の差出人は教授の愛猫「赤い猫」。それは、恐ろしい復讐の前触れだった。 |
演出/虫プロ演出部(白川大作) |
初回視聴率:35.7% |
第40話 「ネオ・シーザーの巻」 |
1963/10/01 |
ヒマラヤで雪男ロボットに捕らわれたお茶の水博士は、地下の遺跡の街で目覚めた。出迎えたシーザーと名乗る男は、世界最強のロボット軍隊編成を夢見ていた。博士は脱走を試みるが失敗。罪人として闘技場でトラの餌食にされることに……。 |
演出/柴山達雄、原案/笹川ひろし |
初回視聴率:33.6% |
第41話 「X爆弾の巻」 |
1963/10/08 |
国際宇宙局直属の輸送機が、北太平洋に墜落した。積み荷は宇宙開発用のX爆弾。しかも時限装置が作動中という。アトムは極秘の指令を受けて現地に飛び、何も知らないウランも後を追う。しかし爆弾は、鯨が飲み込んでしまっていた。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:31% |
第42話 「黄色い馬の巻」 |
1963/10/15 |
火星の毒ゴケから作る恐ろしい麻薬「黄色い馬」。密売組織には麻薬Gメンも歯がたたず、警視庁はアトムに捜査を依頼する。アトムは人間に変装し首尾よく販売網をあばくが、本部の場所は謎のまま。お茶の水博士は宇宙があやしいとにらむ。 |
演出/片岡忠三 |
初回視聴率:28.2% |
第43話 「デッド・クロス殿下の巻」 |
1963/10/22 |
世界初のロボット大統領が誕生したグラービア国では、一部の人間のいやがらせが続き、大統領ラグは心を痛めていた。ラグに招かれ友情を結ぶアトム。しかし謎の男デッド・クロスがヒゲオヤジを人質にアトムを脅迫、ラグに辞任を強要する。 |
演出/林重行 |
初回視聴率:33.6% |
第44話 「エジプト陰謀団の巻」 |
1963/10/29 |
アトムとヒゲオヤジは、見知らぬ老人に宝石を預けられた。それはエジプト女王の証となる首飾りだった。エジプト大帝国復活を企むバリバリ博士は、ロボットのクレオパトラを女王に仕立てようと首飾りを狙う。宝石を隠すアトムだが……。 |
演出/虫プロ演出部(石井元明) |
初回視聴率:37.3% |
第45話 「クレオパトラの首飾りの巻」 |
1963/11/05 |
エジプト美術館に首飾りを届けに来たアトムとお茶の水博士は、神像ロボットに襲われた。戦いで故障したアトムは行方不明に。だが遂に首飾りを手に入れ喜ぶバリバリ博士に反し、クレオパトラの優しい心は、悪事に耐えられなくなっていた。 |
演出/杉井ギサブロー |
初回視聴率:34.5% |
第46話 「ロボット宇宙艇の巻」 |
1963/11/12 |
全部品がロボットで構成されるロボット宇宙艇が開発された。だがエンジン室のレバーロボットが合体を嫌い、実験は失敗。戦争のためロボット艦隊を研究中のブロンズ国は、手に入れたレバーを囮に、宇宙艇司令官であるアトムを呼び寄せる。 |
演出/林重行 |
初回視聴率:36% |
第47話 「宇宙ガニの巻」 |
1963/11/19 |
宇宙の珍しい動物を集めて旅するポーク星人が飛来。みやげは言葉を話す恐竜ベベだ。宇宙動物園で地球の動物たちを育てたいという。ハムエッグは策略により宇宙ガニを見せ物用に入手するが、カニは巨大で凶暴な上、逃亡。大暴れを始めた。 |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:33.5% |
第48話 「天馬族の巻」 |
1963/11/26 |
少年ドングリを追って、蒙古の山奥から親友ヌウーがやって来た。彼は上半身に2本の腕を持つ、馬に似た宇宙人。ギャングのガマーたちと共謀した新聞記者のノールスは、ヌウーの存在をスクープしようと、ドングリを人質にしてしまう。 |
演出/山本暎一、脚本/鈴木良武 |
初回視聴率:32.1% |
第49話 「透明巨人の巻」 |
1963/12/03 |
立体テレビの受像機に、煙状の奇妙な怪物が現れた。かつてウズ博士の裏切りにより電送中に消えた花房博士が、不安定に実体化したらしい。実験用のウサギや魚、ロボットの分子を取り込み透明巨人となった花房は、悪に加担することになる。 |
演出/杉井ギサブロー、脚本/本間文幸 |
初回視聴率:33.9% |
第50話 「アトム西部へ行くの巻」 |
1963/12/10 |
ベン博士の息子が、タイムマシンで出かけたまま行方不明になった。息子の手がかりは、左利きであるということ。あとを追って過去のアメリカ西部へ行ったアトムたちは、慣れない決闘が原因で恨みを買い、強盗に仕立て上げられてしまう。 |
演出/林重行、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:31.1% |
第51話 「子象プーラの巻」 |
1963/12/17 |
アフリカに来たアトムは、母親を失った子象プーラと友達になった。プーラのため象の群を探すアトム。そのあとを悪質なハンターが追う。同じ頃、フーラー博士の研究所から人工象ゾーラが凶暴化して脱走。人家やジャングルを荒らし始める。 |
演出/虫プロ演出部(手塚治虫) |
初回視聴率:30.4% |
第52話 「雪ライオンの巻」 |
1963/12/24 |
リーゲル星が地球侵略を開始した。雪に似た生物が地上の電気やエネルギーを吸い取り、頼みのアトムも敵の6本足のライオンに倒されてしまう。あらゆる武器が役に立たず、恐怖の雪に閉ざされる地球。お茶の水博士は絶望の淵に沈むが……。 |
演出/山本暎一、脚本/鈴木良武 |
初回視聴率:28.9% |
第53話 「アトム・サヨナラ・1963年の巻」 |
1963/12/31 |
大晦日の夜、ウランに火星探険の思い出を語るアトム。そこへお茶の水博士が訪れ、「アトムを作っている虫プロダクション」の映像を見せる。皆で楽しんでいる所へ電話が入った。悪党スカンクの裁判が、急に行われることになったという。 |
演出/杉井ギサブロー、脚本/高橋健一 |
初回視聴率:31.2% |
第54話 「アルプスの決斗の巻」 |
1964/01/04 |
アトムをとり返したい天馬博士は、電磁ロボット製造とひき換えに、スカンクにアトムの家族を誘拐させた。だが、スカンクは家族を人質にアトムを手下にしようと思いつく。何も知らない博士は、悲しむアトムに、息子に戻るよう願うが……。 |
演出/林重行、脚本/本間文幸 |
初回視聴率:31.2% |
第16話 (再放送)「白い惑星号の巻」 |
1964/01/11 |
世界一周グランプリ・レースの優勝候補の白い惑星号がギャング団に破壊された。操縦者の星野光一から相談を受けたお茶の水博士は、アトムの電子頭脳を使った修理を提案。だが、レースに出場した惑星号に、また妨害が及ぼうとしていた。 |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:35.2% |
第55話 「若がえりガスの巻」 |
1964/01/18 |
隕石から生物を若返らせるガスが採取された。金儲けを企む柴沼はガスを盗み出し、さらに亡命中の女王ヨランナに偽物を高く売ろうとしていた。柴沼を追跡中、エネルギーが切れ宇宙機雷に囲まれたアトムは、ヨランナの娘プリンに助けられる。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:38.8% |
第56話 「地球防衛隊の巻」 |
1964/01/25 |
月の基地へ向かったお茶の水博士が消息を絶った。宇宙人に誘拐されたらしい。モス宇宙局長の依頼により、アトムは月基地の地球防衛隊員として捜査に参加、制服に身を包む。すぐに、基地内に宇宙人がいることに気づくアトムだが……。 |
演出/高木厚、脚本/鈴木良武 |
初回視聴率:40.3% |
第57話 「ロボット学校の巻」 |
1964/02/01 |
ロボットの子供達が美しい心を学ぶ学校ができた。しかし生活に美は不要とするミスター・ひずみがウランたちを拉致し、実用的な姿に改造しようとする。時間を稼ぐウラン。だがアトムは誤解から学校で罰を受け、出動できなくなっていた。 |
演出/山本暎一、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:37.5% |
第58話 「13の怪神像の巻」 |
1964/02/08 |
国際陰謀団の脱走者が残した暗号から、お茶の水博士は20万年前のミュー文字の文書を入手する。ウエスター島に眠る宇宙ボートを手に入れた者は宇宙の支配者になれるという。鍵は島に残る神像。出発したアトムたちは、陰謀団の黒沼に襲われた。 |
演出/林重行、脚本/本間文幸 |
初回視聴率:36.9% |
第59話 「白熱人間の巻」 |
1964/02/15 |
宇宙人の円盤の中でロボットの設計図を見つけたガストンは、科学省に制作を依頼。その名はブロンX。見学に行ったアトムは、ブロンの危険な能力と敵意を知り、頭部を盗んで完成を阻止しようとする。怒ったガストンは胴体に追跡を命じた。 |
演出/片岡忠三、脚本/高橋健一 |
初回視聴率:36.8% |
第60話 「悪魔の蜂の巻」 |
1964/02/22 |
地下で生活する超ジンギスカン帝国の皇帝が突然横暴な君主と化し、国民に服従を強いるようになった。宮殿のロボット蜂に何か秘密があるらしい。主人を殺されたロボットたちに助けを求められたアトムは帝国に侵入。ダーマの宮殿に向かう。 |
演出/青木茂、脚本/本間文幸 |
初回視聴率:34.8% |
第61話 「宇宙の寄生虫の巻」 |
1964/02/29 |
ヒゲオヤジは、“宇宙の放浪者”と名乗る男から、生物にとり付いて地球へ定住することを望んでいる宇宙人の話を聞かされた。その話は誰にも信用されないが、アトムは宇宙の寄生虫の存在に気づく。やがて、巨大なネズミが町に現れた。 |
演出/虫プロ演出部(山本暎一) |
初回視聴率:35.5% |
第62話 「幽霊船の巻」 |
1964/03/07 |
人間と同じになりたいアトムは、お茶の水博士に1日だけ“怖がる心”をとりつけてもらった。すると、高い所も暗い場所も怖くなってしまう。折悪く、博士の乗る船が幽霊船騒ぎの海を通ることに。おっかなびっくり出動するアトムだが……。 |
演出/林重行、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:39.9% |
第63話 「人工氷山の巻」 |
1964/03/14 |
北の海で人工の氷山を見つけたアトム。それは超原子エネルギー・ピルカPの開発者ディスコ博士の研究所だった。彼と反目するズール博士は、首相の娘サンドラの愛と、ピルカPの横取りを計画。手下を使い、クジラロケットで氷山を襲う。 |
演出/山本暎一、脚本/高橋健一、山本暎一 |
初回視聴率:39% |
第64話 「コウモリ伯爵の巻」 |
1964/03/21 |
山奥の村に迷いこんだチックとタック。彼らはある屋敷で黒マントの男と遭遇、チックが行方不明になってしまう。調査を始めたアトムたちは、長老から村にまつわる奇妙な話を聞く。しかも、屋敷にはなぜか若き日のお茶の水博士の写真が!? |
演出/坂本雄作 |
初回視聴率:36.2% |
第65話 「勇敢な脱走者の巻」 |
1964/03/28 |
ある夜、闇にまぎれて3つの人影が日本に上陸した。しばらくして、アトムは新しい隣人・ポギー親子と知り合う。礼儀正しいがどこか秘密めいた彼らは、怪しい男たちに追われていた。そのころ、科学省では大きな地震の波長を観測する。 |
演出/林重行、原案/眉村卓、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:37.1% |
第66話 「スペース・バイキングの巻」 |
1964/04/04 |
宇宙強盗バイキングの悪事を知らされ、宇宙パトロール特別隊員として捜査に協力するアトム。だが単独行動が原因で敵をとり逃し、パートナーのプコ中尉を怒らせてしまう。バイキングたちは、ネック父子の住む小惑星マグナに潜伏した。 |
演出/山本暎一、脚本/高橋健一 |
初回視聴率:37.9% |
第67話 「夜の勇士たちの巻」 |
1964/04/11 |
電子頭脳の入った悪魔人形が制作者カラクリのもとから姿を消した。数日後、深夜のデパートでマネキン人形たちが動きだし、宝石を盗み始める。立ち向かうものの電磁銃で撃たれ、倒れるアトム。ピンチを救うべく、おもちゃたちが立ち上がった。 |
演出/手塚治虫、脚本/能加平 |
初回視聴率:35.5% |
第15話 (再放送)「植物人間の巻」 |
1964/04/18 |
博士と湖畔のホテルを訪れたアトムは、嵐の夜にアルソア12星の少年を救う。だが少年は何者かに拉致されてしまう。やがて爆発したはずのアルソア12星の円盤が出現、地球の水を要求して、湖の水や雪山の雪を吸い取り始めた…。 |
演出/紺野修司 |
初回視聴率:37% |
第68話 「時計塔の秘密の巻」 |
1964/04/25 |
科学省を臨む古い時計塔。探険に入ったウランは、謎の装置を製造中のテンプ博士に拉致される。帰らないウランを心配するアトム。一方、科学省では機材の盗難が相次いでいた。秘かに進行するHBH計画。捕らわれのウランの運命は? |
演出/林重行、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:39.3% |
第69話 「恐竜人の反乱の巻」 |
1964/05/02 |
一日先生として遊園地に子どもたちを引率したアトムは、翼竜に園児のひとりをさらわれてしまう。それは大穴博士が造り出した、人間の言葉を話す人造恐竜だった。ダムにたてこもった恐竜たちは、子どもを人質に食糧を要求し始める。 |
演出/山本暎一、脚本/高橋健一 |
初回視聴率:35.9% |
第70話 「ラフレシアの巻」 |
1964/05/09 |
熱帯植物研究所の有羽博士は念願のラフレシアを入手した。10年に一度見つかるかどうかという貴重な花だ。ところがその夜、歩き出したラフレシアは所内の放射性物質を食べ、原子力発電所に向かってしまう。アトムは追跡するが……。 |
演出/坂本雄作、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:37% |
第71話 「地球最後の日の巻」 |
1964/05/16 |
ある夜宇宙から、白い箱を持った少年・ベムが降り立った。怪しい3人の紳士が彼を追う。危ないところをアトムに救われ、重大な秘密をうち明けるベム。お茶の水博士に相談するアトムだが、それは、恐ろしい悲劇の引き金になってしまう。 |
演出/山本暎一、脚本/山本暎一 |
初回視聴率:33.5% |
第72話 「宇宙漂流7日間の巻」 |
1964/05/23 |
食い放題を夢見て、ケチなボスから逃げ出したギャング4人。捕まえようとしたアトムをまき込み、彼らは壊れたロケットで宇宙を漂流することに。地球に帰るアテはなく食料も乏しい。やっと到着した避難ステーションには妙な先客がいた。 |
演出/林重行、脚本/能加平 |
初回視聴率:35.8% |
第34話 (再放送)「ミドロが沼の巻」 |
1964/05/30 |
河童がいると言われるミドロ沼の周囲で、殺人や盗難が連発した。お茶の水博士は、前世紀から沼に住む怪物の仕業と考える。水を汲み出すと、姿を見せたのは言葉を話す巨大なトカゲたち。しかも彼らは、人間を操る毒の唾液を持っていた。 |
演出/スタジオゼロ演出部(鈴木伸一) |
初回視聴率:36.5% |
第73話 「ビッグ・タイタンの巻」 |
1964/06/06 |
アメリカ旅行中のアトムたちを、バッファローとインディアンのロボットが襲った。一人、地下に連れ去られるウラン。そこではウランそっくりの亡き娘・チマの復讐を誓うプッド博士が、秘かに巨大ロボット・タイタンを製造していた。 |
演出/青木茂、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:36.2% |
第74話 「地底探険の巻」 |
1964/06/13 |
カムチャッカ半島で調査中のはずの地底探険機が東京に現れた。地下には海と地底人が存在するというミロフ教授の仮説を証明するため、アトムとウランはカオス1号に乗って地底探険へ。初めて訪れる地底には、驚くべき光景が広がっていた。 |
演出/山本暎一、原案/石津嵐、脚本/山本暎一、作画監督/青木茂 |
初回視聴率:36.4% |
第75話 「空とぶ町の巻」 |
1964/06/20 |
インカ帝国の遺跡調査に向かうアトムたち。そこには帝国復興のため、各地に散った秘宝をとり戻そうとする人々がいた。お茶の水博士は反対するが、黄金目当てのトンデール博士は彼らの念動力を増幅し、町ごと飛んで博物館を襲い始めた。 |
演出/林重行、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:33.8% |
第76話 「モンスター・マシンの巻」 |
1964/06/27 |
モールス博士が、知能の高いパラノイア星人との通信に成功。科学技術の交換として“モンスター・マシン”の設計図を送られる。組立ては完了するものの、目的不明の機械に不安を感じるアトム。翌日、機械はなぜか一回り大きくなっていた。 |
演出/虫プロ演出部(山本暎一)、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:37.6% |
第77話 「ケープ・タウンの子守唄の巻」 |
1964/07/04 |
ブラックルックス団のロボット大量破壊に心を痛めるアトム。そんなとき南アフリカのケープ・タウンからバラバラのロボットの部品が届く。南極のオーロラ山がルックスに関係あるらしい。調査するアトムは、やがて過去の悲しい事件を知る。 |
演出/山本暎一、脚本/山本暎一 |
初回視聴率:31.8% |
第78話 「50万年後の世界の巻」 |
1964/07/11 |
地震の後、突如2つの岩山が森にそびえ立った。山間の霧を抜けたアトムたちは、不思議なロボットに出会う。そこは50万年後の世界だった。すでに人類は滅び、いるのは昆虫から進化した2つの種族。彼らは奇妙な主従関係を結んでいた。 |
演出/青木茂、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:30% |
第79話 「ドクター脳の巻」 |
1964/07/18 |
脳外科の権威イバール教授が死亡した。裏で糸を引く金倉は、それから不可解な事件に見舞われ始める。怪しい車を追う手下たち。だが中からは死んだはずのイバール教授の声が!? ロボットに変形して暴れる車。駆けつけるアトムだが……。 |
演出/林重行、脚本/辻真先 |
初回視聴率:29.4% |
第80話 「ヒューマノイド・ピルの巻」 |
1964/07/25 |
動物のような姿の少年と友だちになったアトムは、彼のいる研究所を訪ねる。そこではグニス博士が、染色体を変化させて新しい動物を造る研究をしていた。少年の名はピル。特殊な予知能力を持つ、グニスの最高傑作のヒューマノイドだった。 |
演出/沢わたる、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:33.1% |
第81話 「夢みる機械の巻」 |
1964/08/01 |
ロボットでも夢を見ることのできる機械ドリームマシンが完成した。実験に招かれたアトムは、ボロン博士の美しい娘アリスと出会う。初めて訪れた、現実と非現実の混ざり合う夢の世界。とまどいながらも、アトムの大冒険が始まった。 |
演出/片岡忠三、脚本/辻真先、片岡忠三 |
初回視聴率:29.4% |
第29話 (再放送)「想い出の日の巻」 |
1964/08/08 |
21世紀のお盆「思い出の日」にアトムは、1年前に突如行方不明となったジローの代わりとして林家を訪れた。そこにギャング団から抜けた兄リンタローも帰って来た。アトムは幽霊が出るというジローの部屋で怪しい機械を発見するが…。 |
演出/山本暎一 |
初回視聴率:30.7% |
第82話 「ロボット競技大会の巻」 |
1964/08/15 |
世界10カ国から集まった10万馬力クラスの高性能ロボットが、5日間で5種目を競うロボット競技大会。日本代表のアトムほか、魅力的なロボットが勢揃い。だが優勝を狙うデモン1号と製作者たちは、さまざまに卑劣な作戦を用意していた。 |
演出/坂本雄作、脚本/坂本雄作 |
初回視聴率:31% |
第83話 「怪鳥ガルダの巻」 |
1964/08/22 |
ガルダと名乗る鳥型ロボットが各地を襲った。要求はアトムの引き渡し。心当たりのないまま、ついに自宅が壊されウランが傷つけられる。自主的に呼び出しに応じたアトムは、ガルダから女神カーリーの狂信者ラジャ博士の名を聞き出す。 |
演出/高木厚、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:38.8% |
第84話 「イルカ文明の巻」 |
1964/08/29 |
完成直前の海底都市に、人間は海を荒らすなという警告が届いた。イルカから進化し、古くから海底で静かに暮らしていたドーフィン族の願いだった。交渉に応じるアトムたち。だが戻った彼らが見たものは、思い上がった人類の姿だった。 |
演出/勝井千賀雄、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:40.7% |
第85話 「狂ったベルトウェイの巻」 |
1964/09/05 |
新しい町の交通機関にベルトウェイを提案したお茶の水博士は、計画の全責任を負う。頼りない技師長・正木が心配なアトム。しかもエアカー製造会社の戸車が陰湿な妨害を試みる。妹のユリ子の励ましと協力で、正木は工事に着手するが……。 |
演出/青木茂、脚本/辻真先 |
初回視聴率:33.5% |
第86話 「時間銃の巻」 |
1964/09/12 |
科学省長官の座を狙うテンポ博士は、時間銃を使ってお茶の水博士とアトムを10世紀の英国に飛ばしてしまう。21世紀へ帰る手段を模索しつつ、不思議な騎士と魔法使いとして王に気に入られたアトムたちは、王位をめぐる争いに巻き込まれる。 |
演出/林重行、脚本/豊田有恒 |
初回視聴率:36.3% |
第87話 「新かぐや姫の巻」 |
1964/09/19 |
星の光の精の伝説がある湖の岩山で、アトムは美しいケイオス星のプリンセス・ラーンと出会う。明晩、星へ帰るという姫の護衛を引き受けるアトム。だがそのころ、悪徳探検家の鰐皮が姫を見世物にしようと家臣のミーダスに接近していた。 |
演出/沢わたる、脚本/能加平 |
初回視聴率:38.2% |
第88話 「細菌部隊の巻」 |
1964/09/26 |
アトムは、金星から生還した男の体から不審な声がするのに気づく。男の血液は白血球が激減していた。細菌のような宇宙人が潜んでいるらしい。物質縮小液を浴び、70時間だけミクロ化したアトムとヒゲオヤジは、男の体内探査に出発する。 |
演出/片岡忠三、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:36.3% |
第89話 「ゴメスの亡霊の巻」 |
1964/10/03 |
お茶の水博士は、スカンポ帝国から不可解なロボットの修理を依頼される。そのロボットの顔は悪名高い独裁者ゴメス総理のものだった。その夜から命を狙われるお茶の水博士。一方、ロボット革命団と出会ったアトムは協力を求められる。 |
演出/杉井ギサブロー(アートフレッシュ)、原案/手塚治虫 |
初回視聴率:38.2% |
第90話 「ロボット砦の巻」 |
1964/10/10 |
ある街でロボットと人間が対立した。その後、人間の子どもが一人行方不明に。誘拐の誤解で過剰な攻撃を受け、ダム跡を砦に立てこもるロボットたち。アトムも駆けつけ、話し合えぬまま闘いが続く。だが、子どもは意外な所から発見された。 |
演出/手塚治虫、脚本/手塚治虫 |
初回視聴率:32.7% |
第17話 (再放送)「ロボットランドの巻」 |
1964/10/17 |
アトムの家にロボットランドのオデット姫が逃げてきた。しかし彼女は追ってきたロボットの魔王サターンに連れ戻されてしまう。アトムはお茶の水博士に頼んで子供の楽園ロボットランドを訪れるが、そこには恐るべき秘密が隠されていた。 |
演出/杉井儀三郎 |
初回視聴率:32.2% |
第91話 「ガロンの逆襲の巻」 |
1964/10/24 |
かつて地球を危機に陥れた魔人ガロンの部品が再び飛来した。お茶の水博士は落下地点のエジプトで処分しようとするが、富豪マハーリの独断で組み立てられてしまう。落雷で目覚めるガロン。アトムは世界中のロボットを率いて対抗する。 |
演出/勝井千賀雄、脚本/柴山達雄 |
初回視聴率:31.4% |
第92話 「ロボット三銃士の巻」 |
1964/10/31 |
火星開拓団に宇宙病が発生。だが地球からの血清を積んだロケットは全てトルゾー星人に撃墜された。アトムはフランスのロボット三銃士とともに敵電磁砲破壊の任に着く。敵地の真っ直中、次々襲いかかる危機に地球との連携作戦が始まった。 |
演出/青木茂、脚本/能加平、上梨満雄、作画監督/青木茂 |
初回視聴率:34.2% |
第93話 「コバルトの巻」 |
1964/11/07 |
アトム以前に天馬博士に造られ、科学省の倉庫で眠っていたロボット・コバルト。ところが手違いで、大掃除の日に捨てられてしまった。初めて兄の存在を知り、捜し回るアトム。一方コバルトは、街を騒がすニセ札事件に巻き込まれる。 |
演出/林重行、脚本/辻真先 |
初回視聴率:40% |
第94話 「アルプスの天使の巻」 |
1964/11/14 |
機械文明を嫌うゼーマン博士は、孫娘クララとアルプスに隠れ住んでいた。博士の研究書類が必要となり、人間に変装して訪れるアトムだが、悪人と戦うためロボットの姿を明かす。クララの願いとアトムの活躍に、博士も心を開いていった。 |
演出/沢わたる、脚本/高橋健一 |
初回視聴率:37.3% |
第95話 「魔のパンチカードの巻」 |
1964/11/21 |
すべてが電子頭脳で動くロケット工場始動の日。設計者ゲラン博士を妬むヤコレフ博士は、機械の心であるパンチカードをすり替え、工場に人を襲わせる。暴走し、ついに原爆を完成させる電子頭脳。アトムはカードを入れ替えようとするが……。 |
演出/片岡忠三、林重行、脚本/片岡忠三 |
初回視聴率:33.5% |